劇団ぶどうの木は、横浜を拠点として活動する団体です。演劇を通し、愛や友情、いのちの尊さなど人の心に届くものを発信しています。今回、お茶っこはうすで、劇団「ぶどうの木」のメンバーが、絵本「たいせつなきみ」を、紙芝居で上演してくださいました。
「たいせつなきみ」マックス・ルケード著
……木でできた小さなこびとたちの村では、何か優れたことができると金色のお星さまシールを、反対に、何か失敗したりすると灰色のだめじるしシールを、互いに貼りつけ合って暮らしていました。
だめじるしばかり貼られている小人、パンチネロは、自分はダメな存在だとうなだれています。でも、ある日、パンチネロは、小人たちをつくり出している「エリ」に会いにいきます。
そして、たとえ他の小人たちがパンチネロをどのように評価していても、エリにとって自分は大切な存在であることを知ります。
パンチネロにくっついていた灰色のシールは、ぽとりと落ちました……
15人の方々が集い、「たいせつなきみ」を観て、楽しい交わりの時間を持ちました。
劇団ぶどうの木は、今秋、石巻で公演を行う方向で準備を進めていくことになりました。
ぜひ、来てくださいね!